最近の研究で、口から入った食物より肌からの方が食物アレルギーの発症リスクが高い事が分かってきました。その事実に基づいて新生児のときからしっかり保湿をして肌のバリア機能を高め、湿疹が起こらないようにする事が大切です。
スキンケアのポイントは「洗って保湿」です。
洗う ⇒ 悪化因子を減らす
保湿 ⇒ バリア機能を補完する
①石鹸を使う:固形・液体いずれも市販のものでいい
②泡だけを使う:「こすりすぎ」を防ぐ
③素手であらう:タオル・スポンジなどはこすりすぎのもと
④適当な力であらう
・入浴後5分以内に塗るのが効果的
・ムラなく塗る
・マッサージするようにやさしく塗る
・くびれなどにも塗り直しのないようにする
・季節に関係なく続けることが大切
①適切な強さのステロイドをしっかり使う。
赤みが消えても「ツルツル」になるまで継続。
②病状改善後も保湿剤湿布は継続する。